にいがたの未来は「みなと」から変わる…
国土交通省 北陸地方整備局 新潟港湾・空港整備事務所
MENU
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
新潟西海岸の概要
新潟西海岸は、信濃川左岸から関屋分水までの約6kmの間に位置し、このうち埋め立て護岸端部から2,540mが国土交通省(新潟港湾・空港整備事務所)で事業を行った区間です。
この海岸は、日本最長の河川である信濃川が運ぶ土砂が日本海に流出して堆積、発達した砂浜海岸でした。しかし、近代の上流部における本格的な河川改修事業や河口突堤、大河津分水工事により流出土砂が減少し、海岸汀線の後退が始まり明治後半から現在まで最大350mもの後退を余儀なくされました。
侵食対策工事は昭和初期から施工してきており、設置された離岸堤等により往年の急速な侵食は治まりましたが、離岸堤前面の洗掘は進行しています。また、砂浜前面の水域が離岸堤により遮られ、利用面や景観面での問題も生じてきました。
このため当事務所では新たな侵食対策として、面的防護工法により侵食対策工事を進めています。この面的防護工法とは潜堤、突堤、養浜を組み合わせた工法で、従来は離岸堤という線で波浪を一気に遮断するのに比べ、沖合いの幅広潜堤と砂浜の両方で波エネルギーを徐々に減衰させる工法です。
現在の新潟西海岸 | 新潟西海岸復元イメージ |
突堤(第1)の利用状況 | にぎわい空間の創出 |