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国土交通省 北陸地方整備局 新潟港湾・空港整備事務所

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新潟空港の改良

2023年度事業

  • 用地造成工事を実施します。

新潟空港は新潟市の市街地近くに位置し、2本の滑走路を有する都市機能と密着した利便性の高い空港です。令和5年4月現在で、国内線が9路線、国際線が6路線有しています。(※現在、一部休止路線あり。)

平成8年には2,500mの滑走路および新ターミナルビルが完成し、空港機能の向上が図られてきました。
また、新潟空港は大規模地震時においては緊急物資輸送や人員輸送基地としての役割を担っており、航空輸送上重要な空港のひとつとして位置付けられております。
今後も新潟空港は環日本海の拠点空港としてさらなる発展が期待されています。

延長された滑走路(手前側) 拡張されたエプロンと新ターミナルビル
延長された滑走路(手前側) 拡張されたエプロンと新ターミナルビル


空港利用者の利便性向上のため、平成28年度に身障者用駐車場と、駐車場歩道部、横断歩道部に、ルーフ(屋根)を設置しました。

ルーフ設置状況ルーフ設置状況 ターミナル側より

平成16年の新潟県中越地震時において、地震発生直後から、新潟空港は緊急物資輸送の拠点となり、また陸上輸送機関の代替機関として羽田便(臨時)が運航され、約21.3万人の交通手段として活躍しました。

また、平成23年の東北地方太平洋沖地震の際には、中国便(臨時)が運航されました。

羽田便(臨時)の就航 自衛隊輸送機と民間航空機
H16中越地震時の新潟空港
羽田便(臨時)の就航
H16中越地震時の新潟空港
自衛隊輸送機と民間航空機
自衛隊輸送機と民間航空機
H23東北地方太平洋沖地震時の
中国便(臨時)の就航

近年、地震、津波等による災害が日本及び世界の各地で頻発しており、地震対策や防災・減災体制の強化など、その対応が強く求められています。新潟空港は、昭和39年に発生した「新潟地震」により、地盤の液状化現象による深刻な被災を経験しました。 国土交通省東京航空局が開催した「地震に強い空港のあり方検討委員会」において、新潟空港は特に航空輸送上、重要な13空港のうちの1つとして位置付けられ、令和元年度までに滑走路の耐震工事が完了しています。


また、国際民間航空機関(ICAO)の勧告に基づき、新潟空港B滑走路28側(東側)のRESA範囲が確保されないため、滑走路を10側(西側)へ60m移設し、RESA範囲(90m✕90m)を確保する整備が令和4年度に完了しました。

(滑走路端安全区域(RESA)とは、航空機がオーバーラン(※1)やアンダーシュート(※2)といった事故を起こした場合に、機体の損傷を軽減し、人命の安全を図るため、着陸帯両端に設けられた緩衝区域。Runway End Safety Areaの略称。※1・・・滑走路を走り越す事故。障害物に衝突すると大惨事になる可能性がある。※2・・・滑走路の手前で着陸する事故。障害物に衝突すると大惨事になる可能性がある。)


新潟空港ホームページ … 時刻表、航空路線等はこちらをご覧下さい。