にいがたの未来は「みなと」から変わる…

国土交通省 北陸地方整備局 新潟港湾・空港整備事務所

MENU
×

サイト案内

コンテンツメニュー

文字サイズ

物流拠点としてのみなと

日本は、世界のあらゆる地域と貿易を行っており、その貿易量は、一年間で約10.1億トンにのぼります。この10.1億トンのうち、じつに99.5%は港湾貨物が占めております。つまり、わが国に輸出入される貨物は、そのほとんどすべてが港湾を経由しているのです。世界有数の貿易大国であるわが国にとって、みなとはまさに貿易拠点といえます。


出典:港湾統計、航空輸送統計(2021年)



わが国で一年間に消費される食料品のうち、62%が海外からの輸入品です。たとえば、伝統的な日本の味である醤油や味噌、豆腐などの原料となる大豆は、その92.8%が輸入品でまかなわれており、私たちが食べ慣れている『にっぽんの味』は、輸入品がなければ味わうことができなくなっています。

出典:農林水産省 食料需給表より(令和3年度概算版)



電気、ガス、ガソリンなどは、現代の生活にとって欠かせないものです。しかし、日本ではこうしたエネルギーを作りだすために必要な原油や天然ガスなどがほとんど産出されないため、ほぼすべてを輸入にたよっています。輸入されたLNG(液化天然ガス)や石油は火力発電で電気となり、各家庭に供給されます。また、原油はエネルギーのみならず、プラスチックや化学繊維などの石油化学工業品の原料としても使われています。


出典:経済産業省 資源エネルギー庁「日本のエネルギー2022」